三菱新型デリカD:5の値段・価格と気になるグレードの情報を紹介!

2019年 2月に特徴的なフロントデザインコンセプト、ダイナミックシールドが採用され、まるでコンセプトカーがそのままの造形で世に出され話題となった新型デリカD:5。今回は新型デリカD:5の価格と気になるグレードについてご紹介致します。

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三菱 新型デリカD:5の値段は?

三菱デリカD:5の値段は 383万 〜422万となっており、グレードは主に装備による違いで、4つのグレードがラインアップされています。

デリカ自身が非常にオフロード性能に特化してあるミニバンである事に違いはありませんが、特別仕様車の URBAN GEARでは市街地の走行を意識したモデルも用意されているなど、グレード幅は広いです。

また、全車 2.2Lディーゼルターボエンジンの 4WD仕様となっており、通常のミニバンとは一線を画したオフロード性能を有しています。

エンジンスペック

2.2L コモンレール式
DI-Dクリーンディーゼルターボエンジン( 4N14型)

最高出力
107kW ( 145PS ) / 3500rpm

最大トルク
380Nm ( 38.7kgfm ) / 2000rpm

燃費
WLTCモード : 12.6km/L

引用 https://www.mitsubishi-motors.co.jp

ディーゼルエンジンとしては標準的な出力と言えます。

特筆すべきはそのエンジントルクで、380Nmと言うと通常のガソリンエンジンだと 4000cc級のトルクであり、このトルクがアクセルを踏んだ瞬間( 低回転 )から発生すると考えるとどんな坂道や悪路でも行けそうな気がします。

近年注目されているディーゼルエンジンですが、低速から力強いパワーを発生する事からミニバンとの相性は最高と言えます。

ここで、ディーゼルエンジン車に乗るに当たっての注意点 3点を皆さんにご紹介します。

① 燃料が軽油である事

ディーゼルエンジンは軽油を使用します。

万が一レギュラーガソリンを入れてしまった場合は無理に動かさず、その場でレッカーを呼びましょう。

② 尿素水( アドブルー )が必要である事

引用 https://www.mitsubishi-motors.co.jp

尿素水はディーゼル車になくてはならない後処理装置の言わば燃料のようなもので、この尿素水が無くなるとエンジンが始動しなくなるので注意が必要です。

デリカD:5の場合は尿素水のタンクは 16Lで尿素水は約 10,00kmで 1L消費するので約 10,000km 〜15,000kmの走行毎に補充するのが良いでしょう。

オイル交換や点検の度に補充しておけば尿素水切れになる事はありませんし、万が一忘れていた場合の為にも残量が少なくなった際には警告灯が点灯するので安心です。

因みに尿素水はガソリンスタンドやディーラーで 100 〜500円L( 価格差は種類や販売形態によるもの )で販売されており、通販でも購入可能で、自分で補給する事も可能です。

③ 寒冷地( -1℃以下 )になると燃料が凍る

ディーゼルエンジン車の燃料である軽油は都心で販売されているものは -1℃以下になると流動性が落ち、燃料系を詰まらせる可能性があります。

とは言え、中の車は暖かいので外気温が氷点下でも直ぐに凍る事はありません。

都心から寒冷地へ行く方は燃料を半分くらいで出発して現地に近づいたらそこで給油をするというサイクルで十分です。

都心よりも値段がやや高いので、わかるかと思います。心配でしたら給油の際にスタンドの方に一声かけてみましょう。

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三菱 新型デリカD:5の価格で違うグレードは?

M
8人乗り
3,913,800

引用 https://www.mitsubishi-motors.co.jp

デリカD:5のエントリーグレードモデルです。

引用 https://www.mitsubishi-motors.co.jp

エントリーグレードと言ってもデリカのグレード編成は価格が非常に近く、装備による差も少ないので、エントリーグレードにおいても LEDヘッドライト&フォグランプ、電動パーキングブレーキ、運転席パワーシートなど、装備は非常に充実しています。

G
8人乗り/7人乗り
4,015,000

引用 https://www.mitsubishi-motors.co.jp

デリカD:5のミドルグレードです。

引用 https://www.mitsubishi-motors.co.jp

7人乗りが選択可能でそれに伴い両側電動スライドドア、リアクォーターにシガーソケットを装備するなどセカンドシートへの装備が手厚いのが特徴です。

エクステリアでは 18インチ化されたホイールがデリカD:5の迫力を引き立てています。

G-Power Package
8人乗り/7人乗り
4,158,000

引用 https://www.mitsubishi-motors.co.jp

Gグレードから主に内装の質感が高められたグレードです。

運転席と助手席にはシートヒーターが完備されています。

その他はステアリング、シフトにシルバーの装飾が施され、高級感をアップさせています。

テールゲートは電動となり、荷物の収容がよりしやすくなっています。

P
8人乗り/7人乗り
4,294,400

引用 https://www.mitsubishi-motors.co.jp

最上位グレードの Pは内外装の質感とアラウンドビューモニターを中心に安全装備が完備されています。

引用 https://www.mitsubishi-motors.co.jp

まず、エクステリアはフロントフォグ、ドアハンドルにシルバーメッキでワンポイントとして高級感がアップしています。

引用 https://www.mitsubishi-motors.co.jp

インテリアでは、ルーフビームガーニッシュを装備し、ホテルのような間接照明がムードのある雰囲気を演出します。

引用 https://www.mitsubishi-motors.co.jp

安全面では視認性を高めるアラウンドビューモニターの他にも強化型の e-assistを装備し、後方の車両検知装備を備え、死角にいる車両の存在をドアミラーインジケーターでお知らせしてくれます。

エクステリア、インテリア、セーフティの全てを兼ね備えた至高のグレードです。

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特別仕様車
URBAN GEAR

引用 https://www.mitsubishi-motors.co.jp

G、G-Power Packageをベースに専用のエアロパーツとブラックとシルバーメッキパーツでエレガントに仕立て上げられたモデルです。

デリカでも市街地で乗る機会が多いという方にオススメのグレードです。

装備もベースグレードの良さから申し分ない物となっています。

URBAN GEAR G
8人乗り/7人乗り
4,142,600

引用 https://www.mitsubishi-motors.co.jp

URBAN GEAR G-Power Package
8人乗り/7人乗り
4,285,600

引用 https://www.mitsubishi-motors.co.jp

三菱 新型デリカD:5おすすめのグレードは?

筆者オススメのグレードは Gグレードです。

引用 https://www.mitsubishi-motors.co.jp

特別仕様車のベースともなりえる素質を持ち、上級グレードと遜色ない装備を持つ本グレードはコストパフォーマンスに優れ、特別仕様車も選択が可能という非常にバラエティー豊富なグレードと言えます。

引用 https://www.mitsubishi-motors.co.jp

三菱 新型デリカD:5の値段は、価格、グレードのまとめ

今回のご紹介は如何でしたでしょうか。

新型のデリカD:5はどのグレードを選んでも装備が充実しており、悩ましいというのが筆者の感想です。

もう少し装備差と価格差があれば選びやすいとは思います。ですが、それはデリカD:5という車の持つ質感の高さとも言えるので強みとも言えます。

ミニバンという中で、クロカンミニバンとして確たる地位を築いてきた三菱デリカD:5、その作りは流行りのSUVとは一線を画す性能を有し、歴史と共にこれからも世界で唯一の オールラウンドミニバンとして世界中を駆け抜けていくでしょう。

アイキャッチ画像 https://www.mitsubishi-motors.co.jp