ホンダレジェンド、フラッグシップモデルとしての魅力と性能を徹底解説

2018年には マイナーチェンジが行われた レジェンドは、エクステリアデザインが大幅に変更され、より スポーティーな スタイリングとなりました。今回はそんな ホンダレジェンドの魅力を解説したいと思います。

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ホンダレジェンドの エクステリア

エクステリアは レジェンドの顔ともなっている ジュエルアイLEDヘッドライトが目を惹く流麗な スタイリングとなっています。

引用 https://www.honda.co.jp/LEGEND/

マイナーチェンジ後では グリルの デザインは忍者の使う“ 撒菱(まきびし)”を モチーフに空力と ラジエーターの冷却能力を両立できるようにリ ファインされたものが装着され、従来の アメリカンな風貌から、日本の“和”のテイストに仕上げられています。

引用 https://www.honda.co.jp/

ボディサイズは 5,030mm/1,890mm/1,480mmと堂々たる スタイリングとなっています。

ヘッドライトと グリルが低く構えられており、数字上の高さよりも全高が低く見える クーペのような美しい プロポーションを持っています。

ホイールベースは 2,850mmとなり、高速 クルージングでも安定した走りが可能となっています。

ホンダレジェンドの インテリア

インテリアは贅沢という言葉の合うものとなっており、木目、本革が潤沢に使われています。

レザーには厳選された原皮を採用し、なめしと塗装工程により、本革のしっとりとした風合いと触感を強調しています。

引用 https://www.honda.co.jp/LEGEND/

ステッチは立体成形後、人の手により ミシンで縫製加工。

プレミアムな革製品に用いられる、堅牢で斜めの模様が美しい ステッチを施し、手の込んだ仕立てを演出しています。

引用 https://www.honda.co.jp/LEGEND/

後席は フラッグシップモデルとして ショーファードリブンの役割も果たしており、広く、快適な室内空間となっています。

ロングホイールベースと前席下部に足先の スペースを確保した事によって広い空間を有しており、大柄な方でもくつろげ、ロングドライブでも快適な室内空間を実現しています。

引用 https://www.honda.co.jp/LEGEND/

フロントにはゆとりのある運転を叶える高い渋滞予測能力を行う インターナビを装備しています。

更にその下部には ナビゲーション、オーディオ、エアコン等の操作を支援する オンデマンド・マルチユース・ディスプレーを装備し、シンプルにかつ手応えのある操作が可能となっています。

シフトは従来の シフトノブ式から スイッチ式の x エレクトリックギアセレクターが装備されています。

この スイッチ式は初めてでも使いやすくP・N・Dは押す、Rは引くという人間の感覚に マッチした操作が可能となっています。

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ホンダレジェンドの安全装備

レジェンドは Honda SENSING (ホンダ センシング)を中心に先進の安全装備を備えています。

ホンダセンシングの機能は以下です。

・衝突軽減ブレーキ

・誤発進抑制機能

・歩行者事故低減 ステアリング

・レーンキーピングアシスト

・AC(アダプティブクルーズコントロール)

・先行車発車お知らせ機能

・標識認識機能

・オートハイビーム

・渋滞運転支援機能

引用 https://www.honda.co.jp/LEGEND/

上記の ホンダセンシングに加え更に レジェンドでは以下の装備が標準装備されています。

・アジャイルハンドリングアシスト (コーナリング中の ブレーキ制御 )

・モーションアダプティプ EPS(クルマが横滑りした際に適切なカウンターステアを支援)

・ブラインドスポットインフォメーション(走行中の死角支援機能)

・ヘッドアップディスプレイ(フロントウィンドウ投影式)

・マルチビューカメラシステム (駐車、狭所の運転を支援)

・パーキングセンサーシステム(音声通話機能付き)

・後退出庫サポート(後退出庫時に接近する物体を検知)

・ジュエルアイLED ヘッドライト(HIDを超える光量と視界を確保)

・オートハイビーム

追加装備だけでもかなりの ボリュームがあります。

機能を使いこなせるかと思う方もいらっしゃると思いますが、これらの機能は自立制御されています。

自動で オンオフを切り替える為、煩わしい操作は必要なく、自然に使える身体に馴染む機能です。

ホンダレジェンドの パフォーマンス

次に レジェンドの パフォーマンスをご紹介致します。

あの ホンダの スーパーカーである NSXと システムを共有しています。

引用 https://www.honda.co.jp/LEGEND/

パワートレーン

パワートレーンはエンジン +3モーターの ハイブリッドシステムを装備しています。

駆動には 7速の DCT(デュアルクラッチトランスミッション)が組み合わされ、パワーの効率的な伝達と高い燃費性能を両立しています。

エンジン

JNB型 3,500ccSOHCエンジン

引用 https://www.honda.co.jp/LEGEND/

最高出力
314ps/6,500rpm

最大トルク
371N・m/4,700rpm

モーター

前輪モーター 1基、左右独立後輪 モーター 2基

引用 https://www.honda.co.jp/LEGEND/

前モーター
最高出力
48ps/3,000rpm

最大トルク
148N・m

後輪モーター
最高出力
37ps/4,000rpm

最大トルク
73N・m

システム総出力
382ps

システム最大トルク
463N・m

燃費
16.4Km/L

これらの パワートレーンを統合制御するのは SH-AWDというシステムです。

SH-AWDは先代の KB1型 レジェンドから採用されている 4WDシステムです。

駆動力の配分によって トラクションを高め、同時に旋回性を向上させるというもので、他社の技術と異なるのは前後・” 左右”で駆動力配分を行うという物です。

現行 モデルの レジェンドではこの SH-AWDを進化させたもので、重量のある 電磁クラッチから軽量で信頼性の高い湿式油圧 クラッチを採用し、更に 3モーターハイブリッドシステムを組み合わせる事でより繊細な制御と力強い走りをする事が可能となりました。

引用 https://www.honda.co.jp/LEGEND/

ハイブリッドシステムは、従来のハイブリッドシステムと異なり、NSX同様に後輪に左右独立で搭載されている モーターで、この モーターの パワーを発進や旋回時に独立配分し、“パワーで曲げる”という走りが可能となっています。

この走りは他車にはない独特な乗り味で、繊細な制御とは裏腹に NSX譲りの パワフルな走りが可能となっています。

引用 https://www.honda.co.jp/

エンジンは NSXに採用されている物と同型の JNB型エンジンです。

NSX搭載の JNC型エンジンと異なる点として、燃費重視とした NA化、コンパクトを目指して SOHC化されています。

SOHCではありますが エンジンは VTECにより高回転型となっており、スポーツサルーンとして相応しい エンジンの鼓動を楽しませてくれます。

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ホンダレジェンドの価格と グレード

レジェンドに グレードは存在せず、ただ 一つのHybrid EX( 7,205,000円税込)のみです。

グレードが単一な故、装備内容は豊富でもはや付け加えるオプションは室内のマットくらいでしょう。

引用 https://www.honda.co.jp/LEGEND/

決して安くはない価格ですがレジェンドは専用のラインで製造され、パフォーマンスとしてはもちろんの事、インテリアの素材のひとつひとつにまで拘った逸品です。

これと同じ装備内容ならば、輸入車ならば軽く 1,000万円は超えるでしょう。

ホンダレジェンド、フラッグシップモデルとしての魅力と性能を徹底解説のまとめ

今回のご紹介は如何でしたでしょうか。

レジェンドは ホンダの フラッグシップモデルとして堂々たる風格を持っていると感じました。

他メーカーと比較しても スポーツ色が強く、フラッグシップモデルとしての豪華装備を持ちながらも スポーツサルーンとしての色合いが強いというのが筆者の感想です。

引用 https://www.honda.co.jp/LEGEND/

また、NSXとの関係性も初代から続く パワートレーンの共有が図られている点も、ホンダの モノづくりとしての拘りが感じられ、非常に素晴らしいと感じています。

まだ、その詳細は明かされていませんが今年度には レベル3の自動運転 システムが投入される マイナーチェンジモデルの存在も噂されており、今後も進化を続ける 一台となっています。

皆さんの車選びの参考になれば幸いです。

それでは楽しい カーライフを!

アイキャッチ画像 https://www.honda.co.jp/LEGEND/