日産ノートをベースにプレミアムコンパクトとしてノートオーラが発売されました。ノート初の 3ナンバーボディを持ち、内外装共にベースとなったノートから大幅にグレードアップされたノートオーラをご紹介致します。
新型ノート・オーラの価格と注目点は
新型ノートオーラはその車自体がプレミアムである事から、シートがツイード調織物/合皮コンビか本革かの違いしかなく、グレードによる装備差の少ないラインアップとなっています。
G
2WD
2,610,300円(税込)~
4WD
2,868,800円(税込)~
G leather edition
2WD
2,699,400円(税込)~
4WD
2,957,900円(税込)~
価格は 260万円台~ 300万円台となり、ベースとなっている日産ノートよりも約 50万円ほどの価格アップとなっています。
グレード構成もわかりやすく、選びやすい構成になっています。
注目は何と言っても磨き上げられたその内装にあります。
ベースとなったノートもe-POWERという画期的なシステムだけでなく、質感を上げた事で話題となった事から期待できるポイントとなっています。
新型ノート・オーラの内外装
日産ノートオーラの内外装についてご紹介致します。
日産ノートオーラの外装
LEDヘッドライトが標準装備となり、全体的にワイド&ローな印象を与えてくれます。
ランプ類は直線的なデザインで力強さがありながらも同社のアリアのような近未来感のあるフォルムとなっています。
ボディがワイドになった事でフェンダーの張り出し感が増して、よりスポーティーかつグラマラスな雰囲気を纏っています。
ホイールもインチアップした 17インチで、幅も 2サイズアップしている 205/50R17となり、しっかりと履きこなしています。
LEDのシグニチャーランプは日産ノートオーラのアイデンティティとなっており、ノートにはない形状をしています。
グリルに沿ってやや下まで伸びており、低重心をイメージさせ、車高が低く見える工夫がなされています。
リアのLEDコンビネーションランプは 一直線に左右を繋ぎ、後端ではラインが 2本重なって、ランプのラインに沿って造形されており、スポーティーな印象を与えてくれます。
ノートオーラの内装
内装は細部にまで拘り抜かれており、元々高かった日産ノートの内装に更に磨きがかかっています。
デザインはベースとなったノートを踏襲しており、直線的なデザインで奥行き感のある広々と見通しの良い物となっています。
カラーや素材については、グレード別に解説していきます。
G
内装色はブラックで、シートはブラックのツイード調織物で、ブラウンの合皮とのコンビネーションとなっています。
インパネに配置される木目調パネルはブラウンとなっていて、シートのカラードと合うようにコーディネートされています。
通気性も良く、肌触りも良いのでこの内装は質感も良く、肌に馴染むような内装を好む方にお勧めのグレードです。
G leather edition(ブラック)
内装色はブラックで、基本的なカラーリングは Gグレードと変わりませんが、シートがブラックの本革シートとなっています。
本革シートの座り心地はしっかりとしていて、長距離ドライブでも疲れにくいものとなっています。シートのステッチと内側が波打つデザインとなっていてブラックに統一されていながらもデザイン性のあるシートとなっいます。
G leather edition(エアリーグレー)
内装色はブラック&ホワイトとなっていて、明るく、シックなカラーリングとなっています。
シートはブラックのleather editionと本革シートとなっています。
合わさる木目調パネルのカラーもホワイトに近いベージュとなっており、ブラック内装には無い明るさがあります。
新型ノート・オーラと新型ノートとの違いは!
ベースとなっているノートオーラとの違いを項目別にご紹介致します。
外装の違い
ノートオーラはノートよりボディサイズがアップしており、5ナンバーサイズだったノートから 45mm拡大された 1,735mmとなっています。
ボディサイズの拡大は主にフェンダー部分で行われており、ボディ全体的が迫力のあるデザインへと進化しました。
内装の違い
ノートオーラは内装への質感を大きく上げており、ノートより質感の高いツイード調織物をインパネに採用し、そのカラーに合わせた木目調パネルも備えています。
また、メーターにはオプションで 12.3インチ・アドバンスドドライブアシストディスプレイが搭載され、ナビゲーションシステムと合わさった多数の情報で、ドライブをサポートしてくれます。
こちらもメーカーオプションで、BOSEのパーソナルプラスサウンドシステムがオーラにはラインアップされています。
数あるオーディオメーカーの中でもBOSEは重低音サラウンドシステムを得意とし、臨場感は随一です。
通常の 6スピーカーにフロントヘッドレストの 2スピーカーを加えた 8スピーカーとなっており、リラックスして聴ける落ち着いたサラウンドから、ライブ最前列のアリーナで感じるような迫力のあるサラウンドまでを自由自在に設定可能です。
パフォーマンスの違い
ノートと同型のe-POWERを搭載しながらもアップデートされており、ノートe-POWERに対し最大トルクを 280Nm→ 300Nm、最高出力 116ps→136psへ向上し、動力性能を高めています。
燃費もWLTCモードで 27.2km/L(4WDは 22.7Km/L)とノートと同等の水準をキープしています。
更にノートオーラでは静粛性をノートよりもさらにアップさせています。
遮音材の見直しやエンジンの作動音低減に加えて、走行中のロードノイズに合わせてエンジンの発電量を変化させる制御も加わり、静粛性を高める努力に余念がありません
日産の新型ノート・オーラの価格と内外装と新型ノートとの違いは!まとめ
今回のご紹介は如何でしたでしょうか。
日産ノートオーラは質感の高かったノートから更に磨きあげられたプレミアムコンパクトであると感じました。
筆者が特に関心した事は、内装を中心に豪華になっている事や静粛性を高めた事に加えて、しっかりとモーターの出力を上げて動力性能を高めている事です。
日本車の多くは外装のエアロパーツやランプ類、内装では素材や豪華装備を装備しますが、動力性能は据え置きで、ベースモデルに対して装備で重量が増した分動力性能は低下している・・・というケースは珍しくありません。
今回ご紹介したノートオーラでは出力が 10%程向上されており、体感できるパワーアップを実現している素晴らしい 一台です。
今回のご紹介は如何でしたでしょうか。
それでは楽しいカーライフを!
アイキャッチ画像 https://www3.nissan.co.jp/
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