トヨタのユーティリティービークルであるプロボックスは商用車として高い信頼を得ています。今回はそんなトヨタプロボックスの新車価格と内外装そして個人ユーザーとしては気になる 4ナンバーの車検費用についてご紹介致します。
トヨタ新型プロボックスとはどんな車?
トヨタプロボックスは初登場が 2002年で、商用車であるカローラバンの後継車として登場しました。
商用車としての利便性と過酷な使用に耐える耐久性を兼ね備えており、20万キロ 30万は当たり前で 50万キロへ到達する車両も珍しくないです。
ディーラーへ定期的なメンテナンスに出していれば、お金のかかる整備も必要としないコストパフォーマンスの良さも魅力です。
販売台数も増加し、商用車として成功を収めたプロボックスは 2014年に 2代目プロボックスとしてフルモデルチェンジを果たしました。
これまでの使い勝手を踏襲するためにデザイン等にあえて大掛かりな変更が加えられなかったのは商用車らしい独特の世界です。
現行モデルとなる 2代目は燃費を向上させる為にマニュアルミッションモデルを廃止し、全車にCVTが装備されてより扱いやすいモデルとなりました。
更に 2018年には待望のハイブリッドシステムを搭載したモデルが装備され、より低燃費でコストパフォーマンスに優れたモデルとなりました。
トヨタ新型プロボックスのグレード別新車価格
トヨタ新型プロボックスのグレード別価格をご紹介致します。
ガソリンエンジンモデル
積載量
2人乗車時;400kg
4人乗車時;250kg
Gグレード
1 300cc
2WD (燃費;16.6Km/L)
1 491 000 円(税込)~
プロボックスの廉価グレードモデルです。
必要最低限の機能が盛り込まれたエントリーグレードモデルです。
市街地での運用が多いところにお勧めのグレードです。
1 500cc
2WD (燃費 17.2km/L)
1 670 000 円(税込)~
4WD (燃費 14.6Km/L)
1 832 000 円(税込)~
パワフルな 1 500ccエンジンを搭載したモデルです。
高速道路での移動や常に可能積載量に近い量を積む運用をする人にお勧めのグレードです。
Fグレード
1 500cc
2WD
1 739 000 円(税込)~
4WD
1 901 000 円(税込)~
ブラック塗装ホイール、メッキ架装や上下調整ヘッドレスト、カラードミラー&ドアハンドル、リアシートを標準装備した上級グレードとなります。
ハイブリッドモデル
燃費;22.6km/L
積載量
2人乗車時;350kg
4人乗車時;200kg
GXグレード
1 500cc+モーター
2WD
1 790 000 円(税込)~
ハイブリッドモデルの廉価グレードであり、装備はガソリンエンジンモデルのGグレードと同等となっています。
GLグレード
1 500cc+モーター
2WD
1 962 000 円(税込)~
アクセサリーコンセント、リアワイパーが装備されたミドルクラスモデルです。
Fグレード
1 500cc+モーター
2WD
2 014 000 円(税込)~
ハイブリッドモデルの最上級グレードで、装備内容はガソリンエンジンモデルのFグレードと同等の装備となっています。
トヨタ新型プロボックスの内外装
プロボックスの外装と内装をご紹介致します。
トヨタ新型プロボックスの外装
スクエア型を特長とした独特のシルエットとなっています。
フロントバンパーとリアゲート下には樹脂パーツが採用され、傷に対する耐性と軽量化を同時に行っています。
ボディサイズは 全長 4 245mm、全幅 1 690mm、全高 1 525mmと通常ナンバーでは取り回し 5ナンバーサイズとなっています。
最小回転半径も 4.9mと小回りの利くモデルとなっています。
トヨタ新型プロボックスの内装
プロボックスの内装は非常に実用的なものとなっており、一般車にも採用して欲しい装備も盛りだくさんとなっています。
注目は以下の 3点です。
① マルチホルダー
メモ帳やスマホを置けるホルダーとなっており、プッシュ式で手前にオフセットする事が可能です。
② ドリンクホルダートレイ
通常時はトレイとしての小物入れとなっており、一つ目のフタを開けばペットボトルを、二つ目のフタを開ける事で 1L紙パックの飲み物を収納可能な多機能トレイとなっています。
③ インパネテーブル
仕事や食事をする機会の多い商用車で、A4サイズのPCやお弁当などを置ける使い勝手の良いテーブルとなっています。耐荷重も 10kgとしっかりした作りになっています。
ラゲッジスペースは開口部が広く、4ナンバーの特長を活かした奥行のあるものとなっています。
リアシートは可倒式となっており、スペースの拡大が可能となっています。
トヨタ新型プロボックスの安全装備は?
プロボックスではSRS運転席、助手席の他に、トヨタセーフティーセンスが標準装備されています。
プロボックスのトヨタセーフティーセンスの機能は以下の通りです。
▶ハイブリッドシステムインジケーター
・プリクラッシュセーフティ(自動ブレーキ)
・レーンディバーチャーアラート
・オートマチックハイビーム
・ドライブスタートコントロール
走りに必要な最低限の機能に限定しており、故障や誤作動を最低限に抑えているところがポイントです。
4ナンバープロボックスの 車検費用は?
4ナンバー車は荷室が乗員搭乗スペースよりも広い車の事で日本では主に、商用車に採用されている車のナンバーとなっています。
4ナンバー車は自家用車とは異なる車検制度となっていて、新車登録時は 2年、以降は 1年毎に車検を受ける決まりとなっています。
これは、商用車の走行距離が自家用車よりも多い為、整備が必要であるからというのが主な理由です。
ですが、車検を多く受ける分、自賠責や重量税が自家用車よりも安く設定されており、同クラスの自家用車と比較しても車検費用は安くなります。
もちろん別途発生する整備費用についてはプラスで必要となる為、走った分だけの消耗品を中心とした整備費用が発生します。
プロボックス
重量税 6 600円/年、自賠責 17 350円/年、印紙代 2 100円/年、として年間で 26 050円
例として今回はサイズの近い 5ナンバーのホンダフィットシャトルを例として
重量税 12 300円/年、自賠責 15 520円、印紙代 1 050円/年、として年間で 28 870円
価格差は 2 820円プロボックスの方が安い計算となりました。
自家用車の場合は 1年点検の費用も入ってくるので、この価格は更に広がると考えて良いでしょう。
トヨタ新型プロボックス新車価格と内外装! 4ナンバー 車検費用は?のまとめ
今回のご紹介は如何でしたでしょうか。
トヨタ新型プロボックスは商用車としての機能をふんだんに活かしたモデルであると感じました。
特に内装の装備についてはトヨタで販売している他の自家用車にも欲しい装備が多数あり、使い勝手を極めた 一台である事がわかりました。
皆さんの車選びの参考になれば幸いです。
それでは楽しいカーライフを!
アイキャッチ画像 https://toyota.jp/probox/
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