新型 11代目シビックは、爽快!スポーツe;HEVとして新たにハイブリッドモデルが加わりました。今回はガソリンエンジンモデルと共にシビックの魅力をご紹介致します。また、50周年を迎え、熟成したシビックの性能と装備についても解説していきます。
新型シビックの外装
新型シビックのボディタイプは 5ドアハッチバックとなっており、これは先代の 10代目シビックを継承したものとなっています。
新型では先代モデルよりも全体的にシャープなデザインとなっています。
ヘッドライトを中心にテールランプまでがスタイリッシュなデザインとなり、ホンダらしい流線形を活かしたものとなっています。
迫力があり、アメリカンな先代モデルよりも日本人好みのデザインとなった為か売れ行きも上々とのことです。
加えてクーペスタイルのフォルムにより、スポーツカーからの乗り換えに検討される 一台となっています。
★オススメオプション
テールゲートスポイラー
44,000 円(税込)
取付費は、販売店確認願います。
新型シビックのお披露目とほぼ同時に開発されたスポイラーです。
材質は樹脂製で、テールゲートと同じく非常に軽量です。
風洞実験も行っている本物のスポイラーで、ドラッグ(抵抗)を抑えつつ、車体の高速走行時の安定性に寄与するダウンフォースを得られます。
高速の走行風に耐える為、バックプレートの補強もされている事からスポーツユースにおいても機能・耐久性が期待されるオプションパーツとなります。
新型シビックの内装
心地よさと先進的な内装を目指した新型シビックでは、質感を高めつつもスタイリッシュにまとめ上げられたものとなっています。
注目はパンチングメタルのエアコンアウトレットで、これまでの内装ではエアコンアウトレットは独立したものとなっており、それぞれ車のデザイン性と強調させたり、木目や金属などで装飾するのがトレンドでした。
ですが、新型シビックに採用されたエアコンアウトレットはインパネと 一体化しており、エアコンの吹き出し口が目立たない事に加えて、インパネと 一体化する事によるデザイン性の向上などこれまでのデザインの常識を変える画期的なものとなっています。
※ハイブリッドモデルのe;HEVではシフトレバーレスのボタン式となります。
シートはやや幅の広いしっかりとしたシートで、長距離ドライブにおいても疲れにくい上質なものとなっています。
加えて、運転席/助手席にはシートヒーターを全グレードで標準装備しており、冬場においても快適なドライブが可能です。
ラゲッジスペースはハッチバックの広大な開口部を活用したものとなっています。
シートは 6;4の可倒式で、長尺物にも対応できる他、荷物を日光と人目から守るカーゴエリアカバーも標準搭載しています。
新型シビックの走行性能
新型シビックにはガソリンエンジンモデルとハイブリッドモデルの 2種類がラインアップされています。
各モデルのスペックをご紹介致します。
ガソリンエンジンモデル
1,500ccの直噴ターボエンジンが搭載されており、最高出力 182ps/6,000rpm、最大トルク 24.5kgf・m/1,700-4,500rpmとなり、2,400ccクラスのパワーを持っています。
車両重量も 1,300kg台と軽量で、高剛性なボディ&シャシーと相まって非常に軽快なハンドリングと燃費性能を誇ります。(WLTCモード;16.3km/L)
更に各グレードにはMTモデルもラインアップされ、VTECターボエンジンをよりダイレクトに操る事が可能となっています。
ハイブリッドモデルe;HEV
2,000ccの直噴エンジンとモーターを組み合わされたハイブリッドモデルで、最高出力 141ps/6,000rpm+184ps/5,000-6,000rpm(モーター)、最大トルク 18.6kgf・m/4,500rpm+32.1kgf・m/0-2,000rpm(モーター)とシステムの総出力はおおよそ 3,000ccクラス級のパワーを持つ非常に高出力である事に加えてトップレベルの燃費性能(WLTCモード;24.2km/L)ユニットが搭載されているのが特徴です。
車両重量は 1,460kgで、ベースモデルから+110kg増となりますが、バッテリーを含むパワーユニットは車体下部に搭載される為、ガソリンエンジンモデルのハンドリングバランスはそのままに、高速域における安定感をプラスしたものとなっています。
ハイブリッドモデルであるe;HEVはオートマチック専用グレードとなっています。
新型シビックの安全装備
新型シビックには進化したHonda SENSING(ホンダ センシング)を搭載し、基本機能の他にシビックとして初のトラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)を採用。
0km/h~約 65km/hの速度域でも、先行車との車間を保ちながら自車の走行車線をキープするよう、アクセル、ブレーキ、ステアリング操作をアシスト。
高速道路などでの渋滞時にドライバーの運転負荷を軽減します。
更に、上級グレードのEXとe;HEVにはハイビームの照射範囲を自動的に変更するアダプティブドライビングビームを標準装備しており、夜間運転時の視界を大幅に改善してくれます。
新型シビックの価格とグレード
新型シビックのグレード別価格をご紹介致します。
VTECターボ搭載ガソリンエンジンモデル
LX
CVT/6MT
3,190,000 円(税込)~
新型シビックのエントリーミドルグレードモデルです。
装備はかなり充実しており、ナビゲーションシステム及び、ETC2.0の標準搭載に加えて、シートヒーター、LEDヘッドライト、7インチグラフィックメーターなども標準装備しています。
1人か 2人で乗り、コストパフォーマンスを求める方にオススメのグレードとなっています。
EX
CVT/6MT
3,539,800 円(税込)~
LXの装備に加えて、LEDフォグランプ、アクティブヘッドライト、運転席/助手席パワーシート、リアベンチレーション、プラズマクラスター、ワイヤレス充電器を標準装備します。
加えて、自動防眩ミラー、サウンドシステムは 12スピーカーのBOSE製、各内装にプライスムースとウルトラスェードにアップグレードされ、最上級グレードに相応しい装備となっています。
デジタルメーターは 10.2インチへ拡大され、より先進的になっています。
ハイブリッドモデル
e;HEV
CVT
3,940,200 円(税込)~
EXの装備を踏襲し、e;HEV専用装備としてシフトレバーを廃したエレクトリックギアセレクト、アクティブサウンド&ノイズコントロールシステムを搭載しています。
静かにかつスマートに乗る事を目指すハイブリッドモデルにマッチした装備となっています。
新型シビックの内外装!気になる新型ハイブリッドe:HEVの新型価格まとめ
今回のご紹介は如何でしたでしょうか。
6MTや軽量ボディでダイレクトにVTECターボエンジンを操る喜び、アコードのハイブリットシステムをシビックに納めたパワフルなe;HEV、どちらも非常に魅力溢れるモデルであり、筆者としても購入を検討したい 1台となりました。
内装や機能においても先代モデルから着実に進化しており、使いやすさと上質さを感じる仕上がりとなっています。
このように新型シビックには熟成されたユニットと、爽快な走りを可能にするターボエンジンとハイブリッドモデルがラインアップされる他に類を見ないモデルとなっています。
皆さんの車選びの参考になれば幸いです。
それでは楽しいカーライフを!
アイキャッチ画像 https://www.honda.co.jp/CIVIC/
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