スズキの人気ハイトワゴンであるスペーシアのプレミアムモデルであるスペーシア・カスタムが登場しました。内外装共に上質感を目指して作られたモデルで、非常にスタイリッシュです。今回はそんなスペーシア・カスタムの価格と性能、内外装についてご紹介致します。
新型スペーシア・カスタムとは
まずは新型スペーシア・カスタムのベースとなるスペーシアについてご紹介致します。
スペーシア・カスタムはスペーシアをベースに専用のエアロパーツやヘッドライトといった外観を持ち、内装においてはブラックを基調としたスポーティーな室内空間を持っています。
また、上級グレードにおいてはターボエンジンを搭載している事も特徴で、通常モデルよりも力強い走りが可能となっています。
スペーシア・カスタムは初代モデルから登場しており、通常モデルは日常ユースに重きを置いて使い勝手はもちろん、ボディデザインにおいても曲線を使った優しいデザインとなっているのに対して、スペーシア・カスタムではエアロやターボエンジンといった走行性能に主眼を置いたものとなっています。
スペーシア・カスタムのみならず、他車種、他メーカーにおいても軽自動車ではこういったパッケージが多く、通常モデルに加えて、外装と内装をスポーティーにして上位グレードにターボエンジンを搭載して走行性能を売りにしたモデルが各社から販売されています。
新型スペーシア・カスタムのグレード別価格
スペーシア・カスタムは全モデルがHYBRIDシステム搭載となっています。
エンジンは 2種類あり、通常モデルと同様の自然吸気エンジンとパワフルなターボエンジンモデルがラインアップされています。
グレード構成は通常モデルと同様ですが、外装・内装において専用装備が与えられているのが特徴です。
HYBRID GS
2WD
1,801,800円(税込)~
4WD
1,925,000円(税込)~
スペーシアのミドルグレードモデルとなっています。
位置的にはエントリーグレードですが、HYBRIDである事に加えてデュアルセンサーブレーキサポート、LEDヘッドライト、フルオートエアコン、マルチインフォメーションディスプレイなど充実の装備が標準装備されています。
HYBRID XS
2WD
1,995,400円(税込)~
4WD
2,115,300円(税込)~
スペーシアの最上級グレードで、HYBRID Gよりも更に快適性と利便性が高められています。
スライドドアクローザー、両側電動スライドドア、スリムサーキュレーター、ロールサンシェード、運転手シートリフター、チルトステアリング、運転席/助手席のシートヒーターが標準装備されています。
HYBRID XS TURBO
2WD
2,073,500円(税込)~
4WD
2,193,400円(税込)~
XSの装備に加えて、グレード名にもなっているターボエンジンを搭載しています。
ターボエンジンの搭載により、ドライブモードパワーモードを搭載している他、パドルシフトも装備され、ドライバーとの 一体感を高めています。
新型スペーシア・カスタムの燃費は
新型スペーシア・カスタムにはHYBRIDとしてモーターに組み合わされる、自然吸気エンジンとターボエンジンモデルの 2種類がラインアップされています。
性能は勿論、得意なステージも異なる為、皆さんのライフスタイルに合うエンジンが選択可能です。
・自然吸気エンジン R06D
最大出力
49ps/6500rpm
最大トルク
5.9kg・m/5000rpm
モーター出力
2.6ps/1500rpm
モータートルク
4.1kg・m/100rpm
燃費(WLTCモード)
25.1km/L
自然吸気モデルの低速不足をモーターで補ったハイブリットシステムで、市街地におけるストップ＆ゴーの多い場所で高い燃費性能を発揮します。
エンジンはデュアルインジェクションシステム、クールドEGR、高圧縮比化により高効率化が図られています。
・ターボエンジン R06A
最大出力
64ps/6000rpm
最大トルク
10.0kg・m/3000rpm
モーター出力
3.1ps/1000rpm
モータートルク
5.1kg・m/100rpm
燃費(WLTCモード)
21.9km/L
ターボの搭載により出力は 1000ccクラス並みのパワーを発揮する他、アシストモーターも自然吸気モデルよりも高出力なモーターを搭載しています。
山道や長距離、荷物や人を載せる場面でその性能を存分に発揮します。
エンジンはパワーだけでなく、鍛造クランクシャフト、低張力ピストンリングの採用でエンジンの小型化軽量化と低フリクション化を実現して燃費性能にも貢献しています。
新型スペーシア・カスタムの快適な内外装
新型スペーシア・カスタムの外装と内装についてご紹介致します。
新型スペーシアの外装
デザインは直線的で全体的にスタイリッシュにまとめ上げられています。
フロントの大口径グリルからシャープなヘッドライト、そしてサイドには複数のプレスラインが配され、よりスポーティーかつ力強さを演出しています。
リアは開口部を確保しながら、視認性の良い縦型のテールランプとなっています。
フロントから車体下部を 一周するようにエアロが装備され、ベースモデルよりも車高が低く見え、スポーティーな印象を与えてくれます。
新型スペーシアの内装
内装のカラーはブラックを基調にボルドーと光沢のあるピアノブラックによって、華やかで上質な室内空間となっています。
フロントはベンチシートとしながらも、センターディスプレイ、メーター類は仕切られており、個々の視認性は良好です。
上級グレードのHYBRID XSとターボモデルでは、後席にマルチユースフラップがリアシートに搭載されており、休憩できるオットマンモード、走行中に安定した姿勢を取れるレッグサポートモード、座面に置いた荷物の落下を防ぐストッパーモードと切換えが可能です。
後席はラゲッジスペースからも倒す事が可能で、フラットな低床荷室を作る事ができます。
新型スペーシア・カスタム価格！燃費と快適な内外装はどう進化したかのまとめ
今回のご紹介は如何でしたでしょうか。
新型スペーシア・カスタムは内外装の専用装備によってスタイリッシュなデザインを持ちながらも、快適な室内空間を持つ特別なパッケージである事が分かりました。
ベースとなっているスペーシアは、日常生活の使い勝手の良さと快適性で 十分な性能がある事から、スペーシア・カスタムにおいてもクオリティが高く、満足度の高い一台であると言えます。
皆さんの車選びの参考になれば幸いです。
それでは楽しいカーライフを！
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