日産の人気SUVエクストレイルは、新世代SUVとして高い燃費性能とオフロード性能を両立したモデルとなっています。日産のSUVモデルのメインモデルとして多くのユーザーに愛されている 一台です。今回はそんな日産エクストレイル新型の価格と内外装、気になる燃費についてご紹介致します。
エクストレイル新型はどんな車
エクストレイルの初登場は 2000年で、アウトドアで遊べるクロスカントリーSUVとして登場しました。
現在のようなラグジュアリー感よりも、走破性やエンジンのパワフルさなど走行性能に主眼を置いたクルマでした。
価格も 200万円台がメインで、当時の 20代、30代を中心に人気となりました。
2代目( 2007年~2013年)も初代モデルの人気からブラッシュアップしたモデルであり、ミドルSUVとしてスバルのフォレスターと共に人気を博したモデルとなりました。
エクストレイルのコンセプトが変わり始めたのは先代モデルとなる 3代目からです。
エクストレイルの上位モデルとしてラインアップされていたムラーノや、欧米で発売されていたキャシュカイなどの後継を担う必要があり、静粛性や高級感といった質感が重視されました。
既に 2代目までのクロスカントリーSUVの人気は下火となり、トヨタ・ハリアーなどのクロスオーバーSUVが人気となっていった為、エクストレイルもこの人気の波に乗ることとなります。
特にこれまでのクロスカントリーSUVの実績が高く評価され、クロスオーバーSUVの中でも本格派の 一台として認知されました。
最新モデルとなり、今回紹介する最新モデルの 4代目はセレナとノートで人気となったe-POWERシステムを全モデルで搭載し、上級グレードにはナッパーレザーをオプション採用するなどラグジュアリーSUVとしての道を歩んでいます。
エクストレイル新型の価格は
エクストレイル新型のグレード別価格をご紹介致します。
S
2WD
3,510,100 円(税込)~
4WD
e-4ORCE [2列]
3,759,800 円(税込)~
エントリーグレードモデルですが、基本的な装備は揃っています。
LEDヘッドライトや前席シートヒーター、ランバーサポートなどの装備が標準装備されています。
X
2WD
3,748,800 円(税込)~
4WD
e-4ORCE [2列]
4,049,100 円(税込)~
e-4ORCE [3列]
4,180,000 円(税込)~
内装のメッキ化やプロパイロットが搭載された事によるメーター等の追加が主なアップグレード内容となっています。
X e-4ORCE エクストリーマーX
4WD
e-4ORCE [2列]
4,4011,100 円(税込)~
e-4ORCE [3列]
4,532,000 円(税込)~
Xグレードをベースに内外装に特別な装備を施した特別仕様車となります。
ブラックの前後エアロ、ルーフ、グリル、ホイール、防水シートが特別装備されています。
G
2WD
4,448,400 円(税込)~
4WD
4,748,700 円(税込)~
上級グレードとなるGグレードではNissanConnectナビゲーションシステム(地デジ内蔵)が標準装備される他、AC 100V電源、アンビエントライト、木目調パネル、USB電源ソケット、運転席・助手席パワーシート、前後席シートヒーターが標準装備されています。
AUTECH
2WD
4,488,000 円(税込)~
4WD
e-4ORCE [2列]
4,749,800 円(税込)~
e-4ORCE [3列]
4,880,700 円(税込)~
AUTECH Advanced Package
2WD
5,029,200 円(税込)~
4WD
e-4ORCE
5,329,500 円(税込)~
内外装にAUTECHの特別装備を搭載したスペシャルグレードです。
専用のエアロパーツ、ホイールに加え、専用インテリアとコンプリートされた 一台となっています。
また、ボディカラーにはこの特別なカスピアンブルーが選択可能です。
エクストレイル新型の内外装
エクストレイル新型の内外装についてご紹介致します
エクストレイルの外装
エクストレイル新型のデザインテーマは “タフギアと洗練の融合” で、あるときは堅牢に、そしてあるときは妖艶な陰影な印象を与えてくれます。
日差しの移ろいによって、表情が美しく変化するからです。
エクストレイルには、装飾に頼らない、デザインそのものが持つ魅力的な造形が似合うと考え、デザインされました。
サイドビューから見ると、ホイールアーチとピラーからルーフの美しい曲線と、ドアとウィンドウの鋭角なデザインにより、SUVとしての力強さと美しさを表現しています。
リアビューは先代モデルのデザインを継承しており、大きく張り出したバンパーと直線的なデザインのテールランプにより、スポーティーな印象を与えてくれます。
エクストレイルの内装
近年の日産の内装デザインとなりつつある直線的で立体感のあるデザインとなっています。
ドアおよびインパネにはソフトパットとシート材質に合わせた革がふんだんに使用されていて、非常に質感の高い内装となっています。
ダッシュボートの防音材は従来の 2倍となっていて、エンジンの音を遮音している他、タイヤハウスの防音からサスペンションブッシュまで静音にこだわっており、上級セダンから乗り換えても上質に感じて貰えるように仕上げられています。
大型ディスプレイとエアコン等のスイッチ類が縦に並んでいて運転席のデジタルマルチメーターと相まって先進的な内装となっています。
リアシートはスライドが可能な他、3列目シートはリクライニングも可能です。
サードシートはセカンドシート下に格納される為、ラゲッジスペースの基本的な容量は同量となっています。
ラゲッジスペースにはグレード別で 100V AC電源( 1500W)を装備しており、アウトドアはもちろん災害時の非常用電源としても活用できます。
エクストレイル新型の燃費
エクストレイルでは 2WD</(FF)モデルと 4WDのe-4ORECEモデルがラインアップされており、各グレードで選択が可能となっています。
2WD(FF)モデルの燃費
・燃費
19.7km/L
・フロントモーター最高出力
204ps
・フロントモーター最高トルク
33.7kgf・m
・搭載エンジン
1500cc直列3気筒
3000cc級エンジンのパフォーマンスを持つモーターがフロントに搭載されており、日常ユースはもちろん、長距離、荷物や人を多く載せている時でも余裕のある運転が可能となっています。
4WDのe-4ORECEモデルの燃費
・燃費
18.4km/L
・フロントモーター最高出力
204ps
・フロントモーター最大トルク
33.7kgf・m
・リアモーター最高出力
136ps
・リアモーター最大トルク
19.9kgf・m
・搭載エンジン
1500cc直列 3気筒
2WDモデルのモーターに加えて、リアモーターが追加された事で出力は 3500cc級の大パワーを余すことなく 4WDの e-4ORECEで地面に伝えられるハイパフォーマンスモデルです。
出力が向上しても燃費的なデメリットは少なく、通常のガソリンエンジンモデルと比較しても燃費の悪化が少ないのも特徴です。
e-4ORECEのメリットは出力的なものだけでなく、雪道などの低μ路でも安定した走行が可能です。
また、クルマに付いている 4つのタイヤすべての動力をコントロールする事で意のままのハンドリングと上質な乗り心地を実現しています。
最新納期情報
2023年 10月現在の日産の公式アナウンスは 3ヶ月~ 6ヶ月となっています。
車検を跨ぐ場合はぜひディーラーへ相談する事をオススメします。
日産エクストレイル新型 の価格と内外装!燃費と最新納期情報のまとめ
今回のご紹介は如何でしたでしょうか。
日産エクストレイルの新型は高級電気自動車として先行発売したアリアと多くの価値観を共有し、これまでのエクストレイルよりも上級なラグジュアリーなSUVとしての実力を高めている事が分かりました。
特に静粛性に重きが置かれており、高級セダンと同等かe-powerによりそれ以上に仕上げられています。
走行性能もモーターの力強いトルクで申し分なく、2WD、4WD共に余裕のある走りが可能となっています。
新型日産エクストレイルは着実に進化した 一台であると感じました。
皆さんの車選びの参考になれば幸いです。
それでは楽しいカーライフを!
アイキャッチ画像 https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/x-trail
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