ホンダの歴史ある名車、アコードが 11代目となるフルモデルチェンジを果たしました。スポーツセダンからホンダのグローバルモデルのフラッグシップセダンとして進化した新型アコードの内外装と性能、価格についてご紹介致します。
ホンダ新型アコードとは
ホンダの歴史ある名車であるアコードは今回ご紹介する新型で 11代目となります。
エントリーモデルであるシビックの兄貴分として長く愛されているモデルであり、9代目モデルの辺りからはレジェンドに代わるホンダのフラッグシップセダンとして登場しています。
歴代アコードの特徴としては、レジェンド譲りの高い質感を持つ事と、シビック・インテグラ・プレリュードといったスポーティーモデルの要素も受け継ぐスポーツセダンとして名をはせたモデルでもあります。
6代目、7代目ではタイプRのDNAを受け継ぐスポーツモデルであるユーロRも設定された他、これまでのモデルにおいても他社の同クラスセダンと比較しても軽快な走りが魅力のモデルとなっています。
今回の 11代目モデルとなるアコードもスポーツセダンとしての性格を全面に押し出してはいないものの、スペックや走りの質感はホンダDNAを受け継ぐものとなっています。
ホンダ新型アコードの価格
日本国内販売ではハイブリットシステム(e:HEV)を搭載したモデルのみで、オプションはあってもグレードは 1つのみとなっています。
・e:HEV〈FF〉
5,449,400円(税込)
価格は 500万円を超える価格となりますが、標準装備されている装備は非常に豊富で殆どのユーザーはオプションとしてマットやライセンスプレートなどの基本パックのみで問題ないと言えます。
ホンダ新型アコードの燃費と性能
ホンダ新型アコードの燃費はWLTCモードで 23.8km/Lと高い数値となっています。
燃料タンク容量は 48Lとなっており、航続距離は単純計算ですが、1142.4kmと超大な航続距離を持つのが特徴です。
加えて使用燃料はレギュラーガソリンとなりますのでかなり経済的です。
ハイブリットシステムは 2,000ccの 4気筒エンジンと 2つのモーターが組み合わさったe:HEVシステムを搭載しています。
加速力は非公式ではありますが、0-100加速で 6秒台後半から 7秒フラットとなっており、爽快な加速を実現しています。
エンジンスペック
最高出力
147ps/6100rpm
最大トルク
18.6kgf・m/4500rpm
モータースペック
最高出力
184ps/5000-8000rpm
最大トルク
34.2kgf・m/0-2000rpm
スペックから読み取れる事としては他社モデルと比較してエンジンが高回転寄りの出力特性となっている事が挙げられます。
これにより、低回転ではトルクに優れるモーター中心に駆動し、高回転ではエンジンを中心に伸びやかな加速フィールを実現しています。
このスペックを見て物足りなさを感じる方もいらっしゃると思いますが、アコードの車両重量 1580kgとこのクラスとしては圧倒的に軽量で、ハイブリットシステムを搭載しているこのクラスの中では最軽量モデルと位置付けても問題ないレベルの重量と言えます。
開発者のコメントではスペックよりも軽快さ、エンジンとモーターの切り替わりを感じさせず、両者の良いところ取りをできるようなシステムを目指したとの事で、モーターとエンジンの駆動配分はもちろんのことアイドリングストップのタイミングまでが先代から比較するとより自然で違和感なく乗れるモデルとなっています。
ホンダ新型アコードの内外装
ホンダ新型アコードの内外装についてご紹介致します。
ホンダ新型アコードの外装
アコードの外装は力強いノーズと流麗なシルエットを持つセダンに仕上がっています。
ボディの下部をブラックで仕上げる事でボディ全体をスポーティーに引き締めているのが特徴です。
ボディサイズも全長 4,975mm x 全幅 1,860mm x 全高 1,450mmと大迫力で、欧州車にも引けを取らないスタイリングとなっています。
フロントから伸びたラインはリアまで美しく流れており、美しいクーペフォルムに仕立て上げられています。
ホンダ新型アコードの内装
内装は水平基調を元にデザインされており、外装のデザインをそのまま内装にも継承されている統一感のあるデザインとなっています。
内装各部はブラックで統一されていますが、材質が分けられています。
ACを彩るピアノブラック、スイッチパネルは金属調に、インパネ各所にはレザーを使用し、黒の中にも強弱を材質によって分ける事で、美しいグラデーションを奏でます。
シートはボディースタビライジングシートが装備され、体圧を面状のサスペンションマットで受け止めることで、優れたホールド性と柔らかな座り心地を高次元で両立させています。
また、ランバーサポートは電動で調整が可能で自身にあった設定はもちろんのこと、ゆったり乗るとき、スポーティーに走りたい時とドライブシーンに合わせた設定が可能となっています。
後席はこのクラスならではの広さを活かしたゆったりと座れるスペースが確保されています。
また、後席にもUSB type-Cを装備する他、サンシェードも標準装備されています。
ラゲッジスペースも広大でゴルフバッグを 4個収容可能で、後席を前に倒す事で長尺物にも対応可能です。
オーディオはアコードの室内空間に合わせてBOSEと共同開発した 12スピーカー搭載のオーディオシステムです。
臨場感のあるライブサウンドはもちろんのこと、車速と周波数ごとに音量を適切に調整するBOSE Dynamic Speed Compensationが装備されています。
魅力はGoogleビルトイン
新型アコードには 12.3インチ Honda CONNECTにGoogleを搭載しています。
Google アシスタント、Google マップ、Google Playがインストールされており、日常生活とドライブをシームレスにすることが可能です。
Googleアシスタントでは電話やメールはもちろんのこと車内の温度設定も可能で、既に自宅で使用している人であれば自室にいる感覚と同じように快適に過ごす事が可能です。
Googleマップではスマホで登録した場所や経由地をスムーズに追加する事が可能で、旅先はもちろんのこと、普段の日常生活においても「行った事ないけどちょっと寄ってみたい」を簡単にしてくれる優れた機能です。
アコード新型2024の価格と燃費と内外装!魅力はGoogle搭載のまとめ
今回のご紹介はいかがでしょうか。
ホンダ新型アコードは美しく流麗なスタイリングを持つスポーツセダンであると感じました。
機能や装備も申し分なく、各種快適装備に加えてGoogleアシスタントなどの最新アイテムも装備された、フラッグシップセダンとして申し分ない 一台でした。
皆さんの車選びの参考になれば幸いです。
それでは楽しいカーライフを
アイキャッチ画像 https://www.honda.co.jp/ACCORD/
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