SUV人気の火付け役となったホンダのヴェゼルがフルモデルチェンジを果たしました。そんな新型ヴェゼルのパワーアップした性能と進化のポイント、最後には気になる価格と納期情報についてご紹介致します。
ホンダ新型ヴェゼルとは
フルモデルチェンジしたホンダヴェゼルの基本情報をご紹介致します。
エクステリア
先代のスポーティーなSUVスタイルから力強いエレガントなSUVスタイルへと進化しました。
新型の大きな変更点としてそのシンプルで美しい造形のフロントマスクが特徴的です。
サイドビューはクーペスタイルのとなっています。先代同様にリアドアのノブはCピラーの手前のドアに内装されており、使いやすさとクーペとしてのデザイン性を引き立たせています。
リアビューは現代のトレンドとなっている 一文字型のテールランプが採用されています。
リアゲートに角度が付いてセクシーかつホンダらしいスポーティーな印象を与えてくれます。
ボディサイズは全長 4,330mm(+5mm)×全幅 1,790mm(+20mm)×全高 1,580mm(-25mm)となっています。※ ( )は先代比
全幅に関してはあくまでもベースグレードとの比較で、オーバーフェンダーとなっている先代モデルのRSとは同じサイズとなっています。
インテリア
水平基調デザインとなっており、先進的なデザインへと進化しました。
大型ディスプレイを中心に座ったまま違和感なく操作できるよう各スイッチ類の位置が最適化され、上質かつ使いやすい内装となりました。
エアコン吹き出し口には風を感じなくとも温度調整を行える「そよ風アウトレット」が装備され、乗員を包み込むような風の膜を形成して外気の温度をシャットアウトする為、暑い時も寒い時にも快適な室内空間を生み出します。
リアシートは足元スペースが先代比で+35mmとなり快適な空間を持っています。
シートは跳ね上げも可能で背の高い荷物も積載が可能です。
リアゲートのスペースはフラットで、シートを倒す事によって更にその体積を拡大する事が可能です。
e:HEV Z以上のグレードではハンズフリーで操作が可能な電動のテールゲートも標準装備しています。
照明は静電タッチ式となり、先進的なデザインとなっている他、サンルーフはパノラマ式を採用し、開放感溢れる室内空間を演出します。
ホンダ新型ヴェゼルの e:HEVとガソリン車の価格
新型ヴェゼルの価格をグレード別にご紹介致します。
ガソリンエンジンモデル
Gグレード
FF
2,279,200円(税込)~
(燃費 17.0km/L)
4WD
2,499,200円(税込)~
(燃費 15.6km/L)
唯一のガソリンエンジンモデルとなり、グレードの位置付けはエントリーグレードとなっています。
エントリーグレードと言えど、Honda SENSING、LEDヘッドライト&フォグランプ、16インチアルミホイールなどの装備を持つ他、ナビゲーションシステム用のステアリングスイッチ類を標準で搭載しており、オプション選択時の満足度も高いグレードです。
ハイブリッドモデル
e:HEV Xグレード
FF
2,658,700円(税込)~
(燃費 25.0km/L)
4WD
2,878,700円(税込)~
(燃費 22.0km/L)
ハイブリッドモデルのエントリーグレードモデルの位置付けとなっているXグレードは基本装備をガソリンエンジンモデルのGグレードと共通にしています。
ですが、ハイブリッドモデルの専用装備として、マルチインフォメーションディスプレイとパドルに減速セレクターを装備しています。
e:HEV Zグレード
FF
2,898,500円(税込)~
(燃費 24.8km/L)
4WD
3,118,500円(税込)~
(燃費 22.0km/L)
ハイブリッドモデルのミドルグレードモデルとなるZグレードはXグレードの装備に加え、ハンズフリーパワーテールゲート、専用クリアブラックエアロパーツ、18インチアルミホイール、本革ステアリング、運転席/助手席ステアリングのヒーターが装備されています。
更に安全装備としてLEDコーナリングライトやブラインドスポットモニターが標準装備されています。
e:HEV PLaYグレード
FF
3,298,900円(税込)~
(燃費 24.8km/L)
専用装備を満載したヴェゼルのフラッグシップモデルです。
エクステリアには専用のエアロパーツを装備する他、パノラマ式サンルーフを標準装備します。
インテリアではワイヤレス充電器付きの専用のバーミリオン塗装のセンターコンソールが装備される他、ナビゲーションシステムを標準装備し、追加オプションを殆ど必要としないのも特徴です。
ホンダ新型ヴェゼルの納期情報
納期は 2021年の 6月上旬の発注でギリギリ年内納車との情報があります。
グレードやオプションの組み合わせ次第で早くて 11月、時間のかかる場合は年明けになるとの情報もあることから、乗り換えを検討している人や、マイカーの車検が迫っている方は要注意です。
ホンダ新型ヴェゼルの安全機能と新装備
ホンダ新型ヴェゼルの安全機能と新装備をご紹介致します。
安全機能
安全機能は視野範囲の向上と処理速度の高いユニットを搭載した事で Honda SENSINGがアップグレードされています。
見通しの悪い場所での駐車や車線変更のサポート幅が大きくなり、SUVとしての悪天候のドライブもサポートしてくれます。
新装備
新装備としてインテリアでご紹介した装備に加え、ホンダが新たに開発した車載通信システムである新世代コネクテッド技術「Honda CONNECT」をご紹介致します。
※本機能はメーカーオプションナビを装備し、Honda Total Careプレミアムに加入する事で充実したサービスを受けられます。
・緊急サポート
SOSコールと同様のサービスで、事故や傷病などの緊急時にサポートセンターに連絡が繋がり、ドライバーをサポートしてくれます。
車両盗難や強盗などの際にはALSOKの駆けつけサービスも付随する事から安心度の高いサービスとなっています。
・快適装備
スマートフォンとの連携で、エンジンスタートやエアコン、ドアロック・アンロックを遠隔操作が可能です。
また、カーナビゲーションシステムの地図の自動更新や車内Wi-Fi、ホンダ独自の車との連携を前提とした快適なホンダアプリケーションも利用が可能となっています。
これらの機能は申し込み時から 1年間は無料となっている為、購入時にとりあえずお試しで使い、1年点検の際に再度申し込みをするか検討してみるのがおすすめです。
無料期間終了後は 330~1,540円/月となっており、サービスを個別に選択して価格を抑えつつコネクテッドサービスを受ける事も可能です。
ホンダはコネクテッドナビの前進であるGathers時代から積極的にこうした車載通信システムに力を入れており、今後もこのサービスは充実していくものと予想されます。
ホンダ新型ヴェゼルe:HEVとガソリン車の価格や納期情報を教えて!まとめ
今回のご紹介は如何でしたでしょうか。
新型ホンダヴェゼルはフルモデルチェンジを果たし全方位で進化を遂げました。
デザインの変更にのみならず、静粛性と燃費性能を高めたハイブリッドシステムや、快適装備を備えたインテリアは質感の向上を大きく感じさせてくれます。
発売も順調である事から今後も新たなパッケージや装備などその動きに期待できる 一台です。
皆さんの車選びの参考になれば幸いです。
それでは楽しいカーライフを!
アイキャッチ画像 https://www.honda.co.jp/VEZEL/
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