FRの素直なハンドリングとオープンという独自のパッケージングを持ち世界中に愛されているロードスター。4代目となった現行モデルは新たにRFという異なるエンジンとオープン機構を持つモデルも登場しました。今回はそんなマツダロードスターとRFについてご紹介致します。
マツダ ロードスターはどんな車?
マツダ、ロードスターは冒頭でも解説したFR+オープンという独自のパッケージングを持つスポーツカーです。
スポーツカーといっても絶対的な速さは持たず、素直なハンドリングと操る喜び、運転する楽しさに重点を置いた大人のスポーツカーです。
ボタン 一つでオープン仕様にする事が可能で、その開放感からくる空間は非日常を楽しめます。
通勤から、休日のドライブまでの全てをこなせる 一台で、運転支援機能を始めとする安全装備も備えています。
近年では希少になったMT(マニュアルミッション)もラインアップされ、マツダの目指す人馬一体を体現した 一台とも言えます。
ATの性能向上も著しいですが、やはりMTのダイレクト感とクラッチの 0と 1の中間をコントロールするような独特の操作感は格別です。
価格帯も 200万円台~(詳細は後述)と手の届く価格に設定されているところも非常に魅力的で、初めての 一台にはもちろんの事、増車する方にもオススメできる 一台となっています。
マツダロードスター大きな違いはどこ
4代目となる現行モデルのロードスターは 2,015年に登場し、その約 1年後にロードスターRFが登場しました。
基本的な装備やボディサイズは変わらず、オープン機構とエンジンのサイズが異なります。
ロードスターRFはロードスターとは異なるオープン機構であるリトラクタブルハードトップという機構を持っており、クローズの時のルーフがハードトップ仕様で、ボディクローズの際はオープンカーである事を忘れるような美しいクーペスタイルを持ちます。
加えてロードスターRFはエンジンがロードスターよりも 500cc大きい 2,000ccのSKYACTIV-G 2.0を搭載しており、最高出力は 184psを誇り、歴代でも最速のロードスターと言っても過言ではないスペックを持っています。
マツダロードスターの性能と価格
マツダロードスターの価格を 一挙にご紹介致します。
性能面では主にエンジンスペックについてを解説していきます。
マツダロードスター
搭載エンジン
SKYACTIV-G 1.5(1,500cc)
最高出力
132ps/7,000rpm
最大出力
15.5kgf・m/4500rpm
燃費(WLTCモード)
16.8km/L
燃費タンク
40L(航続距離 672km)
グレードと価格
S
6M
2,601,500円(税込)~
開放感のあるベーシックモデル
S Special Package
6MT
2,818,200円(税込)~
6EC-AT
2,933,700円(税込)~
ナビゲーションシステムを備える充実のミドルグレード
S Leather Package
6MT
3,169,100円(税込)~
6EC-AT
3,284,600円(税込)~
レザーシートに加え、クルーズコントロール等の安全装備を標準装備したモデル
S Leather Package White Selection
6MT
3,209,800円(税込)~
6EC-AT
3,325,300円(税込)~
よりエレガントなピュアホワイトを採用したレザーシートモデル
RS
6MT
3,334,100円(税込)~
専用レカロシートとビルシュタイン製ダンパーを持つ、操る楽しさを極めたモデル
マツダロードスターRF
搭載エンジン
SKYACTIV-G 2.0(2,000cc)
最高出力
184ps/7,000rpm
最大出力
20.9kgf・m/4,000rpm
燃費(WLTCモード)
MT 15.8・AT 15.2 km/L
燃費タンク
45L(航続距離MT 711km・AT 684km)
グレードと価格
S
6MT
3,439,700円(税込)~
6EC-AT
3,467,200円(税込)~
しなやかなゆとりある走りを楽しむベーシックモデル
VS
6MT
3,735,600円(税込)~
6EC-AT
3,763,100円(税込)~
BOSEサラウンドシステムを備えた快適モデル
VS White Selection
6MT
3,776,300円(税込)~
6EC-AT
3,803,800円(税込)~
よりエレガントなピュアホワイトを採用したレザーシートモデル
VS Burgundy Selection
6MT
3,776,300円(税込)~
6EC-AT
3,803,800円(税込)~
バーガンディレッドのレザーを採用した充実装備モデル
RS
6MT
3,900,600円(税込)~
専用レカロシートとビルシュタイン製ダンパーを持つ、操る楽しさを極めたモデル
マツダロードスターとマツダロードスター RFどっちが買い
ここまでご紹介してきたロードスターとロードスターRF、皆さんはどちらを選ぶか決まりましたでしょうか。
悩んでいるそんなあなたに両車の特徴からオススメポイントをご紹介致します。
① 走る楽しさの違い
エクステリアやボディサイズは同じものの、前述した違いに加えて車そのものの味付けは大きく異なります。
ロードスターは 50:50の重量配分に加えて、車重がロードスターRFよりも約 100kg軽量な事から、車の動きは軽快で素直なハンドリングと乗り味を持ちます。
ロードスターRFはロードスターよりも 500cc拡大されたエンジンのパワーはスポーツカーの名に相応しい速さも備える他、低回転からも扱いやすい性格を持つエンジンを持ちます。
操る楽しさを感じたい人はロードスター、速さが欲しい人にはロードスターRFがオススメです。
② オープン機構の違い
ロードスターはソフトトップでオープン状態が最も魅力を持つ状態で、その開放感はロードスターRFには無い特別な空間を持ちます。
ロードスターRFはリトラクタブルハードトップを持ち、開放感はロードスターよりもありませんが、サンルーフとは 一線を画す開放感を持ちます。
また、クローズの際はスタイルもクーペのような美しいフォルムとなります。
オープンの魅力を存分に味わいたい人はロードスターを、クローズ時もクーペスタイルを持ちたいという人にはロードスターRFがオススメです。
マツダロードスターとマツダロードスター RF違いは?どっちが買いのまとめ
今回のご紹介は如何でしたでしょうか。
マツダロードスターとロードスターRFには異なる魅力を持つ 一台であると感じました。
元々、ロードスターRFは北米にターゲットにしたモデルであり、日本市場をメインに開発されたロードスターとは異なる魅力を持つに至りました。
結果としてスペックはもとより乗り味が大きく異なる車に仕上がっています。
日常に特別をくれるFRオープンスポーツを選んでみるのはいかがでしょうか。
皆さんの車選びの参考になれば幸いです。
それでは楽しいカーライフを!
アイキャッチ画像 https://www.mazda.co.jp/cars/roadster-rf/
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