
トヨタの人気 5ナンバーミニバンとしてフルモデルチェンジを果たしたシエンタは、本モデルで 3代目となりました。取り回しの良いサイズと使い勝手の良い室内空間が魅力の 一台です。今回の紹介では新しくなったシエンタの内外装、グレードについて解説していきます。
シエンタ新型2022はどんな車
シエンタの初登場は 2003年で、ファンカーゴの後継車としてデビューしました。
5ナンバーサイズにスライドドアという今では当たり前のパッケージがデビュー当初は先進的で、そのサイズの取り回しのしやすさからも人気の 一台となりました。


2代目モデルからは待望のハイブリッドモデルも加わり、順当な進化を遂げました。

3代目となったニューモデルのシエンタはコンパクトカーの運転のしやすさとミニバンの利便性を深化させ、これまで以上に日本の家族の生活に寄り添い、安心・快適な毎日をサポートする事を目的に進化しています。
特に使い勝手の良い室内空間を目指して、2 列目シートに大幅に改良されています。
シエンタ新型2022のグレード別新型価格
新型シエンタのグレード別価格をご紹介致します。
シエンタはガソリンエンジンモデルとハイブリッドモデルに大別され、それぞれにグレード展開をしているのが特徴です。
ガソリンエンジンモデル
1500CCのダイナミックフォースエンジンにDirect Shift-CVTを組み合わせて、高い燃費性能(18.4km/L)と力強い走りを実現しています。
Xグレード
2WD 5人乗り
1,950,000 円(税込)~
2WD 7人乗り
1,990,000 円(税込)~

シエンタのベースグレードモデルです。
LEDヘッドライト、オートマチックハイビーム、助手席側パワースライドドアなどの充実した装備を持っているのが特徴です。
さらにトヨタセーフティーセンスを中心としたプリクラッシュセーフティも完備しています。
これだけの装備を持ちながらも車両価格が 200万円を切るところもシエンタのコストパフォーマンスの高さが伺えます。
Gグレード
2WD 5人乗り
2,300,000 円(税込)~
2WD 7人乗り
2,340,000 円(税込)~

Xグレードの装備より、オートエアコン、ワンタッチデュアルパワースライドドア、UVカットガラス、ディスプレイオーディオを持つシエンタのミドルグレードモデルです。
ディスプレイオーディオにはバックガイドモニターとドライブレコーダーも標準で装備されており、痒い所に手が届くいいとこ取りなグレードと言えます。
Zグレード
2WD 5人乗り
2,560,000 円(税込)~
2WD 7人乗り
2,520,000 円(税込)~

シエンタの上級グレードモデルです。
装備は他の 5ナンバー車を圧倒しており、Bi-Beam LEDヘッドライト、LEDテールランプ、ハンズフリーデュアルパワースライドドアの他、内装では本革巻きステアリング、運転席アームレスト、消臭・撥水機能付きのファブリックシート、インパネ周りにもファブリックが巻かれ、落ち着きのある内装となっています。
ハイブリッドモデル
1500CCのダイナミックフォースエンジン採用のハイブリッドシステムを搭載し、心地よい走りと優れた燃費性能(28.8km/L、E-Four;25.3km/L)を高次元で両立しています。
HYBRID Xグレード
2WD 5人乗り
2,380,000 円(税込)~
2WD 7人乗り
2,420,000 円(税込)~
E-Four 5人乗り
2,578,000 円(税込)~
E-Four 7人乗り
2,618,000 円(税込)~

ガソリンエンジンモデルのXグレードの装備に加えてオートエアコン、1500Wのコンセントを装備し、さらに充実した装備を持ちます。
HYBRID Gグレード
2WD 5人乗り
2,650,000 円(税込)~
2WD 7人乗り
2,690,000 円(税込)~
E-Four 5人乗り
2,848,000 円(税込)~
E-Four 7人乗り
2,888,000 円(税込)~
装備はガソリンエンジンモデルと同様になります。
HYBRID Zグレード
2WD 5人乗り
2,870,000 円(税込)~
2WD 7人乗り
3,108,000 円(税込)~
E-Four 5人乗り
3,068,000 円(税込)~
E-Four 7人乗り
3,108,000 円(税込)~

装備はガソリンエンジンモデルと同様ですが、シフトがエレクトロシフトマチックとなり、近代的なインテリア空間となっています。
シエンタ新型2022の外装・内装の特徴は?
新型シエンタの内外装についてご紹介致します。
外装
新型シエンタはこれまでのデザインだった曲線的なデザインを継承しながらも、樹脂パーツを多様する事でよりスタイリッシュなデザインとなっているのが特徴です。

デザイン性だけでなく、樹脂パーツの使用されている所は飛び石や擦り傷になりやすい場所であり、機能性を持たせているところはトヨタらしいと言えます。

伝統のスライドドアも両側に装備し、快適な乗り降りを可能にしています。

最小回転半径は 5.0mと取り回しがよく、細い路地に入る時やUターン時、車庫入れや縦列駐車も楽にこなせます。
内装
新型シエンタは外装同様に曲線的なデザインでまとめ上げられています。

オプションの大型ディスプレイは視認性も良く、大画面 10.5インチの大きく鮮明な地図と高コントラストの美しい映像がご覧いただけます。
センター通信型コネクティッドナビの対応に加え、通信が途切れて万一保持する地図情報の外に出てしまった場合でも、続けてナビ機能が利用できる車載ナビ機能も搭載しています。

シートは、1列目と 2列目の質が大幅に向上しており、長距離ドライブも快適に過ごすことが可能です。
5人乗り、7人乗り共に多彩なシートアレンジを持ち、大きな荷物はもちろん、アウトドアにおいても用途に合わせたシートモードを選択できます。

ラゲッジスペースも大きく、7人乗りではサードシートを格納する事で5人乗りと同等のスペースを確保しています。
・車中泊は可能かシエンタでの車中泊は 2人までなら可能なレベルです。

セカンドシートをラゲッジモードか、フロントシートフラットモードに変更する事で快適な就寝が可能です。
シエンタ新型2022の人気の理由
新型シエンタの人気の理由は大きく分けて 2つあります。

1つは外装を中心としたデザインです。
これまでのシエンタから大きく印象を変えており、非常に若返っているのが特徴です。
樹脂パーツの採用はこれまででは、廉価モデル的な印象がありましたが、昨今のSUVブームと品質の向上により 一般モデルの車にも身近な装備になってるのもポイントです。

2つ目は内装の質感が向上したことです。
これまでのシエンタは利便性を重視したモデルであるのに対して、新型シエンタでは心地良い室内空間を目指してセカンドシートを中心に大幅に改良されています。
プレミアムコンパクトカーから居住空間とラゲッジスペースを乗り換える人にも人気が出ているのも要因の 一つと言えます。
シエンタ新型2022グレード別価格と外装・内装!人気の理由は何?のまとめ
今回のご紹介は如何でしたでしょうか。
新型シエンタは特徴的なデザインと共に、質感の向上した内装が魅力の 一台であると感じました。
元々シエンタは利便性の高い車でしたが、流行の車中泊も可能となり、より魅力の溢れるクルマとなりました。
皆さんの車選びの参考になれば幸いです。
それでは楽しいカーライフを!
アイキャッチ画像 https://global.toyota/jp/
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